ワットポーについて

ワットポーについて

About Watpo

ワットポーについて

ワットポーは正式名称を「ワットプラチェートゥポン ウイモンマンカララーム」といい、西暦1788年にラマ1世により建立されたバンコク最古の寺院です。バンコクのプラナコーン区にある、王宮の北側に位置し、敷地面積はおよそ80,000平方メートルです。

境内には全長46メートル、高さ15メートルにもおよぶ、美しい涅槃仏が安置されています。本堂にはブロンズ製の本尊が置かれ、その周りには150体の仏像が安置されています。本尊の台座にはラマ1世の遺骨が納められ、本堂の周辺の4基の仏塔にはそれぞれ歴代の国王の遺骨が納められています。

ワットポーはタイ国の支援で設立された初めての公開大学です。寺院内には古典医学学校が置かれており、タイ国内の多岐にわたる知識や技術(歴史、宗教、文学、芸術、医学、物理療法、薬学など)が集められ、境内の壁にはそれらの知識が文章や絵で残されています。

これらの壁画は、1836年のワットポー大改修の際にラマ3世が 『誰もが自由に壁画を見て勉強ができるように』と描かれたものです。壁画の中には医学に関するものも多数あり、寺院内の古典医学学校ではこれらの壁画の内容を写し取り、本にまとめました。現在ではこれらの本のうちの数冊がタイ国保健省に認められ、タイ古典医学の基本文献となっています。

1955年にはワットポータイ伝統医学校が開校し、1962年からタイ式治療法の授業が始まりました。
1991年にタイ古式マッサージの専門コースが標準化され、現在ではワットポーがタイ古式マッサージの総本山として世に知られるようになっています。

ワットポー参拝について

2017年6月現在のワットポー入場料:外国人100バーツ / タイ人 無料
タイでは肌の露出が多い服装(キャミソール・ノースリーブ・ショートパンツ等)では寺院に入場できません。